悪魔の料理番 ~逆説パラドックス~ 禁断の魔女レシピ

あなたの常識を覆す、暗黒エネルギーの新常識! 悪魔の料理番として命をささげた料理人はりぃが、 世の中に出回るありきたりな教えや道徳的な成功法則を破り、真のダークサイドへと導きます。 しかしその道の先は、地獄ではなく天国であった、、、

【序章】どんな願いでも叶うなら、あなたは何が欲しい?

もし、、、願いが叶うなら、あなたは何を望みますか?

 

「彼氏(彼女)が欲しい」

「お金が欲しい」

「地位・名誉・権力が欲しい」

「健康で長生きしたい」

、、、

 

あなたの望みは何でしょうか?

 

誰もが抱く願いを、みんな同じように抱えて、同じように叶えられないでいる、、、

 

しかし世の中には、そんな誰もが望んでやまない願望を叶えているごく一部の人間がいる。

「そんなすべてに満たされた人間になりたい」、、、あなたもそうは思いませんか?

 

 

大丈夫です。安心してください。

これから悪魔と命の契約を結べば、あなたは何でも望みが叶えられ、いつでもどこでも好きなことを好きなようにすることができるようになります。

 

、、、

 

ただし、条件があります。

 

それは、これから悪魔が言うことを100%信じて行動することです。

それさえできれば、あなたは世界中の富と名誉を独り占めできるようになります。

 

、、、

、、、、、

、、、、、、、

 

「そんな話を聞いて、誰が信じられるか!」

 

まだ駆け出しの若い見習い料理人だった私は、そんな悪魔の話を聞かず、

自分の思うがままに生きてきた。

 

しかし、何年経っても、いつまで経っても状況は変わらない。

むしろ悪くなるばかりだ、、、。

 

人間関係も壊れ、誰からも信用されず、信頼もされない。さらに家族にも見切られ離婚し、見た目もボロボロ、お金も無い。

誰が見ても生きる希望もない絶望状態で、地に足がつかない生活を毎日送っていた、、、

 

そんな時に再度悪魔が現れ、私に囁きかけました。

「おまえの命と引き換えに禁断のレシピを教えてやろう。これがあれば、世の中を思い通りにコントロールすることができるぞ」

 

「禁断のレシピ、、、?」

死んだ魚の目をして生きてきた、何も失うモノのない私は、悪魔の言われるがままに首を縦にふることしかできなかった。

 

それが、私の人生を変える最大の選択になるとは、この時は私にも誰にも、そして神様でも知る術は無かった。

ただ一人、悪魔を除いては、、、

 

 

【悪魔から授かった魔女のレシピ】

なぜ魔女は悪魔との契約を結んだのか?

そして何を手に入れたのか?

 

これから語ることは、

私がこれまでかたくなに守ってきた、自己というアイデンティティ、思い込んできた常識、これが当たり前だという価値観、、、

それらすべてが崩壊し、悪魔によって導かれた”非常識”という、誰もが共感できない出来事を成し遂げてきたストーリーを紹介していきます。

 

 

おそらく、あなたは私の話を聞いて、

「うんうん、なるほど」と微塵も感じる必要はないし、

「そうだね、わかるよ」と共感する必要もありません。

 

ただ、理解できないことを、理解できないまま読み進めていけばいいだけ。

 

 

なぜなら、あなたがすでに理解できることであれば、そもそもそんなものは聞く意味が無いから

もし真に理解できているのであれば、これからの話を読む必要もないし、もうすでにあなたはすべてを手に入れているはずだからです。

 

 

、、、最後に、タイトルについて軽く触れておきます。

 

今後話すことは、私が悪魔の傍にいて、何を聞き、人生におけるどんなレシピを授かったかについてお伝えしていきます。

それは中世ヨーロッパ、唯一悪魔と契約を交わしていた、魔女が秘密にしてきた禁断のレシピでもあります。

 

 

また、【逆説(パラドックス)という言葉は、難しく考えないでください。

表があれば裏がある。いちいちそんなことを気にしなくても良いです。

 

例えば、世の中に透明人間がいるとして、

もし透明人間が現れたらそれは透明人間が現れなくなった時である。

透明人間が見えてしまえば、それは透明人間ではない。

 

というような意味の分からなくなる、逆説なのかどうなのかわからないような理解できない話もたくさんするでしょう。

 

深く考える必要はありません。

それが始まりで、それが終わり。

 

あなたはこのブログを読むことで、そんな不思議な世界に足を踏み入れることになります。

そして気付いたら悪魔との契約書にサインをしているかもしれません。

 

 

それでは初回はここまで、

次回は、真っ向から【正義】をぶった切る話をしたいと思います。