悪魔の料理番 ~逆説パラドックス~ 禁断の魔女レシピ

あなたの常識を覆す、暗黒エネルギーの新常識! 悪魔の料理番として命をささげた料理人はりぃが、 世の中に出回るありきたりな教えや道徳的な成功法則を破り、真のダークサイドへと導きます。 しかしその道の先は、地獄ではなく天国であった、、、

【道徳を守るな】悪いことをやりたいのが人間の性(さが)

「あなたは道徳がありますか?」

 

、、、

ちょっとこの質問は答えづらいですかね。

 

では、質問を変えます。

「親や学校、先生の言うことを聞いて幸せになりましたか?」

 

これなら、結構みんな即答できるのではないでしょうか? 

 

「はい、親や学校、先生の言うことを素直に聞いて今超ハッピーです!」

なんて答える人は見たこと無いでしょう。

 

そうなんです。

道徳という言葉がありますが、そんな言葉があることこそがそもそも洗脳です。

 

「道徳」という宗教が存在するだけです。

 

道徳心があると、

 

  • 有名人が不倫する
  • 政治家が税金を払わない
  • アイドルがファンに手を出した
  • 金持ちが逮捕される
  • 一気に有名になった人が人生転落

 

こんなニュースを知った暁には、仲間集めて総パッシングを浴びせます。

 

なんでかって?

それは“自分がやりたいから”に他ならないからじゃないですか?

 

うらやましいから批判するんじゃないですか?

 

 

「いえ、私は道徳的に悪いことをしていると思うから批判しているだけです。」

 

と答える輩もいるかもしれませんが、

 

ではもう一度聞きます。

 

「その“道徳”を守って、幸せになった人はいますか?」

 

すると、ある人は世の中の偉人とか有名人を挙げるかもしれませんが、身近に接していないから本当にその人が道徳的かどうかはわかりません。

 

というより道徳というのは言い換えると、世の中の常識の押し付けです。

 

つまり常識に縛られている限り、成功はできないとも言えます。

 

 

では、道徳心を持たず、自分勝手に生きればいいのか?

 

、、、

悪魔から言わせれば、「その通り」です。

 

我慢しないで自分のやりたいこと、好きなことをして生きた方が、

後悔もなく満足した人生を生きられると悪魔は言います。

 

 

悪魔「どうせ人間は死ぬんだから、好きなことをやればいい。俺は今まで数えきれない人間の“死の直前”を見てきたが、そのほとんどは『もっと自分のやりたいことをやっておけばよかった』と言って死ぬからな。これほど愚かな生き物は他では見たことがない。虫でも動物でも自分の好きに生きているのに、一番賢いと言われる人間がそれすらもできないなんて、虫や動物以下だと思わないのかね」

 

そんな独り言を言う悪魔の横で料理番をしていた私は、

「、、、たしかにな、、、」

と思いながら無言で悪魔の料理を作っていました。

 

 

それでもやはり、

「好きなことと言っても、やっていいこととやってはいけないことがある!」

と主張する人も出てくるかもしれません。

 

たしかに、人を殺したり傷つけたりするのは私も反対です。

それは悪魔の仕事であって、悪魔に任せればいい。

 

でもそれ以外で、自分の好きなことをやりたいようにやるのであれば、

全て自己責任で行動すればいいと思うのです。

 

その時にした行動が“悪”であれば世に裁かれ、“正”であれば賞賛されるだけであり、好きなことをして誰も反応がない、または批判されるのであれば、自分の行動を見直し修正すればいいのです。

 

そして、そもそも何で好きなことを好きにやりたいのかと言うと、

あなた自身が『楽しいから』ほかなりません。さらに『周りに認められたい』という欲望もあるでしょう。

 

その比重が、『楽しいから』に重きを置くのであれば、批判されても突き進めばいいし、

『周りに認められたい』欲が強ければ、行動を見直せば良いだけです。

 

それもあなたの“好きなように自由に選択できます”

 

だから、世の中の常識に従って正しいと言われていることをやると後悔し、不満や愚痴ばかりを言う人生となり、

非常識と言われることを、自分の好きなことをやる人は、生き生きしています。

死ぬ場際も「まだ色々やりたいことはあったけど、それでも十分好きなことはできた人生だったな」と笑顔で地獄に行けるでしょう(笑)

 

まあ、天国にいくか地獄に行くかは悪魔の裁量しだいなのでわかりませんが、

さきほどの悪魔のセリフを聞く限り、

もしかしたら地獄に行くのは、好きなことをやれず不満を残して人生を過ごした人の方かもしれません。

 

今日は、そんなことを思いながら、魔女レシピを見て料理を作っていました。